読書嫌いの子どもが変わる?お気に入りの1冊に出会うための「本の選び方」
- にじいろBOOK

- 5月30日
- 読了時間: 3分

「子どもに本を読んでほしいのに、全く興味を持ってくれない…」 「せっかく買った絵本を、一度も開かずに放置されている…」 このようなお悩みを抱える親御さんは非常に多いです。周りの子が読書好きだと、焦ってしまいますよね。
でも、安心してください。生まれつき「絶対に本が嫌い」という子どもはいません。子どもが本を読まないのは、読書が嫌いなのではなく、まだ「自分にとって最高に面白い1冊」に出会っていないだけなのです。今回は、子どもの読書嫌いを自然と克服するための、失敗しない本の選び方のコツをお伝えします。
①なぜ読まない?子どもの「興味のフィルター」を観察しよう
大人はつい「年齢に合った本」や「教育に良さそうな名作」を選びがちです。しかし、子どもの脳は「自分が今、1番興味があること」以外をシャットアウトする仕組みになっています。
読書習慣を身につける第一歩は、本のジャンルや格式を一切気にしないことです。
電車や車が好きなら、ひたすら乗り物の図鑑や絵本
虫が好きなら、リアルな昆虫の写真集
お笑いやくだらないことが好きなら、ダジャレやギャグの絵本
まずは「文字を読むこと」ではなく、「本を開くと自分の好きな世界が広がっている!」という快感を脳に覚えさせることが最優先です。物語でなくても、漫画に近くても構いません。子どもの普段の遊びや、テレビを見ていて目が輝く瞬間を観察してみましょう。
②文字の量やページ数に囚われない「スモールステップ」
「もう小学生なんだから、これくらいの文字数は読んでほしい」という親の期待が、子どもにとってはプレッシャー(勉強と同じ感覚)になってしまうことがあります。
一度読書に苦手意識を持つと、文字が並んでいるだけで脳が拒絶反応を起こします。そのため、最初はあえて「対象年齢よりも低い、文字が少なくて絵がダイナミックな本」を選んでみてください。 「1冊読み切れた!」という小さな成功体験が、子どもの自信に繋がります。「もっと読みたい」という欲求は、この達成感の積み重ねからしか生まれません。焦らず、子どもの現在のペースに合わせることが大切です。
③表紙が見えるように置くだけ?環境づくりの魔法
本の選び方と同じくらい重要なのが、家の中での「本との距離感」です。 本棚に背表紙だけが見える状態でキッチリ片付けられていると、子どもはわざわざ本を引っ張り出しません。なぜなら、中身が想像できないからです。
おすすめなのは、表紙が見えるように本を立てかけておく「面展示」です。 リビングのソファの横や、寝室の枕元など、子どもの視線が自然にいく場所に、おもしろそうな表紙の絵本をポツンと置いておきます。子どもが「おや?」と思って自ら手を伸ばす環境を作ること。これが、押し付けずに読書好きにするプロのテクニックです。
まとめ:子どもの「好き」という感性を信じてみよう
子どもたちの興味のアンテナは、大人が想像する以上に豊かで個性的です。大人が「これがおすすめ」と思う本には興味を示さなくても、意外な一冊に心が引き込まれる瞬間が必ずあります。
お子さまが今、何に興味を持っていて、どんなことにワクワクしているのか。その小さなサインを信じて、本を選ぶヒントにしてみてくださいね。一冊の本を通じて、お子さまが自分だけの素敵な世界を広げていけますように。





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