大切な本をキレイに長持ちさせる。ページにできるシミ・カビの原因と正しい保存法
- にじいろBOOK

- 5月31日
- 読了時間: 3分

お気に入りの本をずっと本棚に置いていると、いつの間にかページや端っこの部分に、茶色いポツポツとしたシミやカビができてしまうことがあります。
こうした本の劣化は、原因を知って少し気をつけるだけで、簡単に防ぐことができます。今回は、本が傷む原因と、今日からできる簡単な保存方法を分かりやすくご紹介します。
①本にシミやカビができる「4つの原因」
本が傷む理由は、主に「湿気」「ホコリ」「手のアブラ」「光」の4つが関係しています。
原因1:湿気(水分) カビの最大の原因は湿気です。部屋がジメジメしていたり、本棚に空気がこもったりすると、カビが発生しやすくなります。
原因2:積もったホコリ ホコリはカビの栄養源(エサ)になります。さらに、ホコリは湿気を吸い寄せやすい性質があるため、本の上にホコリが溜まると、そこからカビや茶色いシミが一気に広がってしまいます。
原因3:手のアブラや汚れ 本を読むときに指先から付着する、目に見えないアブラや水分も、何年も経つと濃いシミとなって浮き上がってきます。
原因4:直射日光(紫外線) 太陽の光が直接当たる場所に本を置いておくと、紙が日焼けして黄色くバサバサになったり、表紙の色があせたりします。
②シミやカビを防ぐ「簡単な予防法」
一度できてしまったシミを消すのは大変なので、最初から「作らせないこと」が一番大切です。
本の上をこまめに掃除する(ホコリ取り) カビやシミの引き金になるホコリを溜めないために、ハンディモップなどで本の上(頭の部分)をこまめに掃除しましょう。これだけでカビのリスクを大幅に減らすことができます。
たまに本をパラパラとめくる 長年閉じっぱなしの本はなかに湿気が溜まっています。たまに本棚から取り出して、パラパラとページをめくって風をあててあげるだけで、カビの予防になります。
日の当たらない場所に置き、空気を入れ替える 本棚は直射日光の当たらない壁際に置きます。また、天気の良い日には窓を開けて、本棚のまわりの空気を入れ替えて、湿気がこもらないようにしてください。
③長期保管のための「正しい保存方法」
特に大切に保管したい本がある場合の、具体的な収納テクニックです。
ビニール袋や透明カバーは必ず外す 本を買ったときについている透明なビニール袋やプラスチックのカバーは、中に湿気を閉じ込めてしまうため、カビの大きな原因になります。保管するときは必ずビニールから出してください。 もしカバーをつけたい場合は、通気性の良い「紙のブックカバー」に取り替えるのが正解です。
箱に入れるときは乾燥剤を 本棚ではなく、プラスチックのケースや箱に入れて保管する場合は、お菓子用などの乾燥剤(シリカゲル)を一緒に入れておくと、湿気から本をしっかり守ることができます。
まとめ:少しの工夫で本は長持ちする
このように整理してみると、本の管理で一番大切なのは「風通しを良くして、湿気をためないこと」という、とてもシンプルなルールに行き着きます。
効率やスピードが求められる現代、デジタルデータは古くなりませんが、紙の本は周りの環境に合わせて変化します。本棚の扉を開けて空気を入れ替えてみる。お気に入りの1冊を取り出して、パラパラと風を通してみる。そんな少しの思いやりだけで、大切な本をいつまでも美しい状態で手元に残しておくことができます。





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